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MacBook Pro 15-inch, Mid 2012を外付けSSDで低コストで若返らせる!

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もう5年ほど使っているMacBook Pro(15-inch, Mid 2012)はOSをアップデートするたびに動きが遅くなってきました。そこで、SSDに換装すると生き返るという記事をいくつか見つけたので、今回外付けSSDを使ってMacBookProの若返りをはかりたいと思います。

クリーンインストールしても結局遅くなってしまった

2016年にSierraへのアップデートをクリーンインストールで行ったことで少し改善したのですが、やはり使い込んでいくと重く遅くなってきてしまいました。特にAdobeのPhotoshopやLightroomを起動するのに結構時間がかかってしまい、ストレスの多い環境になってしまいました。

本当は先日発売された最新のMacBook Pro に買い換えたいところですがもう少し今のやつで頑張りたいと思っています。なので、この相棒を現役のまま生かす為に、今回、自分で組み立てる外付けSSDを購入しOSを移すことに挑戦してみました。
結果、比較的安くサクサク動くMacを手に入れることができ最高です。

外付けSSDの組み立て方

ssd-Transcend.jpg

今回購入したのが、トランセンドの「 Crucial [Micron製] 内蔵SSD MX300 275GB 」と「 Transcend USB3.1 M.2 SSD 外付けケース TS-CM80S 」です。サイズとしてはよりコンパクトな「 Transcend USB3.1 M.2 SSD 外付けケース TS-CM42S 」もあったのですが、SSDの価格が高かったため見送りました。

外付けSSDの接続〜インストール

作成したSSDは、USB接続します。

USB接続した状態で、Macの電源を入れます。この時、「command」+「R」を押すことで、ユーティリティ画面が表示されます。

この画面から、「Time Machineからのバックアップ」や「Mac OS X を再インストール」を選択します。多くの場合、元のHDDより小さい容量のSSDになることが多いと思うので、その場合は、OSの再インストールを選ぶといいと思います。OSをインストールしたのちに、これまでのHDDからデータを移行する方がスムーズに完了できます。

外付けSSDをUSB接続したときのメリット・デメリット

今回、手っ取り早く簡単にSSDを体験するためにUSB接続のものを選びました。USB接続の他に、MacではThunderbolt接続の方法があります。USB接続を選んだことにもちろん悔いはないのですがメリットもデメリットもあるため、これから使っていく内に様子を見ていこうと思います。

まずはメリット

  • Thunderboltに比べて安価に用意できる
  • Thunderbolt対応のSSDが種類が少ないため、選択肢がない

デメリット

  • Trim機能が使えず、長期的に見て速度低下の懸念がある
  • USB端子が1つ埋まるため、使い勝手が下がる

こんなところでしょうか。

これまでThunderboltがあまり普及せず、今後USB-Cが一般的になっていく現在でデザインの選択肢が少なく、高価になるThunderboltを選ぶ気にはなりませんでした。

SSDを内蔵HDDと換装せず外付けにしたワケ

本来であればSSDを内蔵HDDと換装した方が、デメリットであるUSBポートの占有やTrim機能が使えないというデメリットは避けることができました。ただ、今回は簡易的にSSDを体験したかったのと、万が一トラブルが発生したときにでもすぐに元の状態に戻れるように外付けを選びました。

調べてみると、光学ディスクドライブを取り外せば、そのスペースにもともとのHDDを入れておけるようですが。

ただ、これは「外付けSSD」だからというより、製品としてのデメリットなのですが、SSDからの発熱が大きいという難点があります。今回導入したSSDメモリは発熱量が多く、とても高温になります。ケースをアルミにしたため、放熱性能はいいと言えばいいのですが触ると結構な熱さになっています。この点が大きなポイントかもしれません。

まとめ

今回、SSDの換装をして、Macが明らかに早くなり若返った気がします。写真管理のLightroomも2秒で起動するのでとても快適です。
次にMacを買い換えるときは、高くなったとしてもSSD内蔵のものを選ぼうと思います。